べっぴんさん-第3週のあらすじと実話のネタバレ

NHKの朝ドラ「べっぴんさん」の第3週のあらすじとネタバレと実話の解説です。

朝ドラ「べっぴんさん」のネタバレ一覧は「べっぴんさん-ネタバレ」をご覧ください。

べっぴんさん-第3週のあらすじとネタバレ

空襲で坂東営業部の社屋は焼け、社長を務めていた野上正蔵(名倉潤)は坂東営業部で死去していた。

その知らせを聞いた坂東五十八(生瀬勝久)坂東すみれ(芳根京子)は愕然として肩を落とした。

さて、坂東本家の長男・坂東肇が無事に復員し、坂東節子(山村紅葉)は白飯を炊いて復員を祝うが、板東すみれ(芳根京子)らは粗末な飯しかもらえなかった。

さらに、坂東節子(山村紅葉)は、板東すみれ(芳根京子)に「あんたはこの家の人間やない。お情けで置いてもろうてること忘れんとき」と吐き捨てた。

終いには、坂東本家の主・坂東長太郎(本田博太郎)から「出て行って欲しい」と言われてしまう。

行くあては無かったが、気の強い坂東ゆり(蓮佛美沙子)は「出て行く」と啖呵を切り、近江の坂東本家を飛び出した。

ところが、途方に暮れていた坂東ゆり(蓮佛美沙子)は、子供達にチョコレートを配っていた夫・野上潔(高良健吾)と出会う。

野上潔(高良健吾)は復員して神戸に戻り、板東すみれ(芳根京子)が建てた看板を見て、近江の坂東本家にやってきたのだ。

野上潔(高良健吾)は、大阪で坂東営業部を復活されると言うので、坂東ゆり(蓮佛美沙子)は夫・野上潔(高良健吾)とともに大阪へ帰ることになった。

このため、板東すみれ(芳根京子)も神戸に戻り、進駐軍に接収された自宅の隣にバラック小屋を建てて、消息不明の夫・田中紀夫(永山絢斗)の帰りを待つ事にした。

一方、大阪に戻った坂東ゆり(蓮佛美沙子)は夫・野上潔(高良健吾)は、大阪・梅田の闇市で進駐軍の横流し品を売って繁盛していた。

そのようななか、昭和21年2月、新円切替えと銀行口座の凍結が行われ、板東すみれ(芳根京子)は月に400円まで引き出せなくなったうえ、持っている紙幣が使えなくなった。

板東すみれ(芳根京子)は、焼け残った服や雑貨を売るため、神戸の闇市を訪れたが、売る勇気が出ず、大阪・梅田の闇市を訪れ、姉・坂東はな(菅野美穂)のバラック小屋を訪ねた。

すると、岩佐栄輔が白い飯をほおばっていた。

岩佐栄輔は野上潔(高良健吾)が復員したときの列車で知り合った人物で、岩佐栄輔は空襲で自宅も家族も失い、野上潔(高良健吾)を頼ってきたいたのだ。

しかし、板東すみれ(芳根京子)は坂東ゆり(蓮佛美沙子)に服や雑貨を買い取って貰おうとしたが、坂東ゆり(蓮佛美沙子)は「特別な客が居たから白い飯を出したが、生活は苦しい」と打ち明けられ、買って欲しいとは言えなくなってしまった。

肩を落として神戸へと戻った板東すみれ(芳根京子)は、厚化粧をしてアメリカ兵に腕を絡ませている女性・高西悦子(滝裕可里)から声を掛けられる。

高西悦子(滝裕可里)は、女学校時代の同級生で気品高い性格だったので「えつこ様」を呼ばれていた。

しかし、今は戦争で自宅も夫も失い、生き残った一人娘を育てるため、昔の人部を捨て、生きるためにキャバレーで働いていたのだ。

板東すみれ(芳根京子)は高西悦子(滝裕可里)に出会い、娘・坂東さくらのために頑張らなければならないと心に誓った。

翌日、板東すみれ(芳根京子)は野上潔(高良健吾)の元を訪れて服や雑貨を買って欲しいと頼むと、野上潔(高良健吾)は買い取ってくれたが、「時代は変わった。もう今までとは違う。すみれちゃんも自分の手で仕事して、自分の足で生きるんや」と言われてしまう。

翌日、板東すみれ(芳根京子)は「あさや靴店」を訪れ、麻田茂男(市村正親)に靴を買い取って欲しいと頼むが、「それはお嬢様のために作って靴です」と言われて断られてしまう。

板東すみれ(芳根京子)は「娘の為にお金が必要なの」と言って娘・坂東さくらの写真を取り出した。

娘・坂東さくらの写真は、板東すみれ(芳根京子)が刺繍を施した写真入れに入っており、その出来映えに驚いた麻田茂男(市村正親)は「こういう物を作って、ここで売ってはどうですか?」と提案した。

喜んだ板東すみれ(芳根京子)は、服を解いて手芸品作りに没頭し、「あさや靴店」で手芸品を売るようになった。

麻田茂男(市村正親)が宣伝してくれたおかげで、商店街の主婦グループ時子・綾子・文・千代子がやって商品を褒めてくれたが、買ってはくれなかった。

それから一週間後、靴の修理に来た通訳のジョン・マグレガーが、妻へのプレゼントとして板東すみれ(芳根京子)の手芸品を1つ買ってくれた。

そのようななか、小野明美(谷村美月)がやってきた。

板東すみれ(芳根京子)はクリスティーナの自宅で小野明美(谷村美月)と会っているが、坂東家の女中マツの娘とは気付いていない。

板東すみれ(芳根京子)は改めて挨拶をするが、小野明美(谷村美月)は「覚えていない」と言ってシラを切ったうえ、手芸品を売る板東すみれ(芳根京子)に「生きてくだけでも必死な時代に、誰がこんな贅沢な物を買うんだ。貴女は甘い」と吐き捨てた。

数日後、通訳のジョン・マグレガーが来て「妻が喜んでいた」と礼を言ったが、妻エイミー(シャーロット)は出産間近で、寝込んでいるのだという。

これを聞いた板東すみれ(芳根京子)は「オシメでも作りましょうか?」と提案すると、喜んだジョン・マグレガーは「そのオシメを交わせて欲しい。エイミー(シャーロット)と会って欲しい」と頼んだ。

板東すみれ(芳根京子)は浴衣を解いて丹精を込めてオシメを作り、エイミー(シャーロット)に見せたが、「こんなオシメは見た事が無い」と言い、放り投げてしまった。

一方、野上潔(高良健吾)は坂東営業部を再開するため、得意先回りを始めようとしていた。

さて、商店街の主婦グループ時子・綾子・文・千代子が店に来て手芸店を欲しそうにするが、時子らには手芸品を買う金がなかった。

そこで、板東すみれ(芳根京子)は時子らに、自分で作れるように手芸教室を開いた。しかし、お礼はお金では無く、砂時計や木彫りの熊などだった。

ある日、板東すみれ(芳根京子)は時子らとの雑談で、オムツの事なら育児指導をしていた小野明美(谷村美月)に尋ねれば良いのではないかと気付いた。

さらに、小野明美(谷村美月)が坂東家の女中マツの娘だと気付いた。

板東すみれ(芳根京子)は病院をまわって小野明美(谷村美月)を探しだし、外国人のオシメについて教えて欲しいと頼んだが、むげに断られてしまったのだった。

近江に疎開した実話のネタバレ

朝ドラ「べっぴんさん」の板東すみれ(芳根京子)は、近江(滋賀県)の坂東本家に疎開しています。

しかし、モデルとなった坂野惇子は神戸空襲で自宅を焼失し、岡山県勝山町(岡山県真庭市)に疎開しました。

姉の佐々木智恵子は、東京の子爵・三浦義次に嫁いでいました。この三浦義次は、岡山県勝山町に存在した勝山藩主の藩主の家系で、三浦家の12代当主でした。

姉の佐々木智恵子は、東京の空襲で一足先に被災し、岡山県勝山町にある三浦邸に疎開しており、坂野惇子は姉の佐々木智恵子を頼って岡山県勝山町に疎開したのです。

朝ドラ「べっぴんさん」のようなイジメはありませんが、坂野惇子は慣れない農作業などをして非常に苦労しました。

野上潔(高良健吾)の横流しは実話

朝ドラ「べっぴんさん」の第3週で、野上潔(高良健吾)が復員し、坂東営業部を再開させるため、大阪の闇市で進駐軍の物資を横流しします。

これは実話は、野上潔(高良健吾)のモデルとなった尾上清は、復員後、江商(兼松)の衣料部長として働く一方で、「有信実業」という会社を設立して、隠匿物資を闇市に横流し、かなり派手に儲けていました。

ところが、警察は隠匿物資の取締を強化しており、尾上清は昭和21年(1946年)末に逮捕されてしまいます。

なお、尾上清の逮捕について詳しく知りたい方は「べっぴんさん-野上潔(尾上清)が逮捕される実話のネタバレ」をご覧ください。

預金封鎖と財産税の実話

朝ドラ「べっぴんさん」と同じように、実話でも、極度のインフレを解消するため、昭和21年に「新円切替え」「預金封鎖」「財産税」が施行されました。

これにより、国民は預金封鎖により、引き出し額が世帯主300円、家族は1人100円に制限されました。また、給料も500円までが新円で支給され、残りは強制的に預金させれました。

さらに、日本政府は10万円以上を持つ者に財産税を課しました。

モデルの坂野惇子は、姉を頼って岡山県勝山町に疎開していた時に、「新円切替え」「預金封鎖」「財産税」が施行されたのです。

坂野惇子は、財産税を支払わなければならなくなったのですが、預金封鎖を受けて現金が引き出せないため、京都に疎開していた父・佐々木八十八に相談しに行きます。

このとき、復員した尾上清が、佐々木家に挨拶に来ており、坂野惇子は再会した尾上清から「今までとは違うのですよ。もう昔のお嬢さんではいけない。自分の手で仕事をし、自分の手で生きていく。一労働者になりなさい」と言われたのです。

この実話について詳しく知りたい方は「べっぴんさん-坂野惇子の戦後-預金封鎖と新円切替と財産税」をご覧ください。

エイミー(シャーロット)とオムツの実話

朝ドラ「べっぴんさん」に登場するエイミー(シャーロット)は架空の人物で、オムツのエピソードも創作です。

ただ、ファミリアを創業した坂野惇子が、西洋式の育児に興味を持つようになった切っ掛けの1つは西洋式のオムツであり、良質な子供服を作り続けるファミリアの基礎となったのが西洋式のオムツなのです。

赤ちゃんの肌は敏感なので、縫い目が赤ちゃんの肌に当たらないように、タグを外側に付ける工夫をしたのも、ファミリアが日本初で、こうした理念の基本が西洋式のオムツなのです。

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