なつぞら-小畑雪次郎(山田裕貴)と川村屋のモデルと実話

NHKの朝ドラ「なつぞら」では、菓子屋「雪月」の跡取り息子・小畑雪次郎(山田裕貴)が東京・新宿のパン屋「川村屋」で修行するエピソードにはモデルとなった実話があるので、実話を紹介します。

小畑雪次郎(山田裕貴)と川村屋のモデル

この実話を紹介するには、小畑雪次郎(山田裕貴)の父親・小畑雪之助(安田顕)のモデルとなった小田豊四郎のことから紹介しなければならない。

小田豊四郎は、旧制・野付牛中学校(北見北斗高校)を卒業して、富山県の薬学専門学校を受験したが、受験に失敗してしまう。

小田豊四郎は、浪人をして富山県の薬学専門学校を再受験しようと思っていたのだが、富山県から帰宅すると、父・小田佐太郎の会社が倒産したことを教えられた。

このため、家族がバラバラに生活することになり、小田豊四郎は進学を諦め、叔父・岡部武二が経営する菓子屋「札幌千秋庵」で働くことになった。

そこで、叔父・岡部武二は菓子屋「札幌千秋庵」にパン部門を設立しようと考え、小田豊四郎を東京・新宿のパン屋「中村屋」に5年間の修行に出すことにした。

しかし、パン屋「中村屋」は、既に新人店員の採用選考を終えていたので、小田豊四郎の採用を断った。

このため、小田豊四郎の東京行きは無くなり、叔父・岡部武二が経営する菓子屋「札幌千秋庵」で修行を開始したのである。

朝ドラ「なつぞら」の小畑雪之助(安田顕)は、東京・新宿のパン屋「川村屋」で修行しているが、モデルとなった小田豊四郎はパン屋「中村屋」に採用を断られている。

この小田豊四郎が「六花亭」の初代社長なので、小田豊四郎がパン屋「中村屋」に採用されていれば、「六花亭」はパン屋になっていたかもしれない。

さて、朝ドラ「なつぞら」の小畑雪之助(安田顕)は、長男・小畑雪次郎(山田裕貴)もパン屋「川村屋」へ修行に出すのだが、こちらも実話を紹介したい。

小畑雪次郎(山田裕貴)のモデルは、小田豊四郎の長男・小田豊で、小田豊は子供のころ、医者か弁護士になりたいと思っていた。

しかし、小田豊は両親に懐柔され、高校生の時に菓子屋を継ぐことを決め、慶應義塾大学を卒業後、父親が決めた京都の老舗菓子屋「鶴屋吉信」で3年半の修行をした。

小田豊は「鶴屋吉信」での修行を終えると、父・小田豊四郎が経営する「帯広千秋庵(六花亭の前身)」に副社長として入社しており、小田豊も東京新宿のパン屋「中村屋」では修行していない。

このように、NHKの朝ドラ「なつぞら」では、菓子屋「雪月」の小畑親子は揃って東京・新宿のパン屋「川村屋」で修行しているのだが、モデルとなった小田親子はパン屋「中村屋」では修行していないというのが実話です。

なお、朝ドラ「なつぞら」の登場人物の各モデルは「なつぞら-実在のモデル」をご覧ください。

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