朝ドラ「なつぞら」下山克己(川島明)のモデルは大塚康生

NHKの朝ドラ「なつぞら」に登場するアニメーター下山克己(しもやま・かつみ)の実在のモデルを紹介します。

下山克己(川島明)の実在のモデルは大塚康生

朝ドラ「なつぞら」に登場する下山克己(川島明)は、元警察官という異色の経歴を持つ東洋動画のアニメーターである。動画を担当し、奥原なつ(広瀬すず)の先輩となる。

そして、下山克己(川島明)はひょうきんな性格で、同僚を楽しませる一方で、ディズニーアニメを独自に分析して研究するという設定である。

この設定から、下山克己(川島明)のモデルは、元麻薬Gメンという異色の経歴を持つアニメーター大塚康生で確定です。

大塚康生は、戦後、政治漫画を志し、東京に出るために、厚生省の試験を受けて、麻薬取締官(麻薬Gメン)に配属され、上京を果たす。

麻薬取締官(麻薬Gメン)と言っても、指紋の採取や拳銃の掃除分解が仕事で、デッサン塾などに通いながら政治漫画を目指した。

しかし、東京新橋の映画館でアニメを観て、アニメーターを志し、病気療養を切っ掛けに、26歳で東洋動画に転職してアニメーターの道を歩み始めた。

下山克己(川島明)がディズニーのアニメを研究するというのは、藪下泰司がアメリカから持ち帰ったディズニー出身者が書いた教科書を写して、解説を部分的に翻訳したというエピソードが元になっているのだと思う。

さて、下山克己(川島明)のモデルとなった大塚康生は「太陽の王子・ホルスの大冒険」「ムーミン」「パンダコパンダ」「巨人の星」「未来少年コナン」「侍ジャイアンツ」「元祖天才バカボン」「じゃりン子チエ」「ルパン三世」など有名な作品を数多く手がけている。

しかし、なんと言っても、大塚康生の代表作は「ルパン三世」だろう。

大塚康生は、TVアニメの第1シリーズ「ルパン三世」を手がけ、アニメ「ルパン三世」の基礎を築いた。

「ルパン三世」の峰不二子が使用する拳銃「ブローニングM1910」は、大塚康生が麻薬取締官(麻薬Gメン)だったときに仕事で掃除分解していた拳銃である。

また、ルパンの愛車「フィァット500」は大塚康生の愛車でもあった。

そして、宮崎駿と共に名作「ルパン三世・カリオストロの城」を手がけている。

しかし、大塚康生がメーンを務めた作品は、当時のアニメファンに受け入れられず、全くヒットしなかったので「大塚康生のアニメはヒットしない」というジンクスがあった。

なお、大塚康生の生涯を知りたい方は「大塚康生の立志伝」をご覧ください。

朝ドラ「なつぞら」に登場するモデル一覧は「なつぞら-実在のモデル」をご覧ください。

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