わろてんか-第8週のあらすじとネタバレ

NHKの朝ドラ「わろてんか」の第8週「笑売の道」のあらすじとネタバレと実話の紹介です。

わろてんか-第8週のあらすじとネタバレ

寄席「風鳥亭」の開業から3ヶ月がったた。藤岡てん(葵わかな)北村藤吉(松坂桃李)は、寺ギン(兵藤大輝)と業務提携してオチャラケ派の芸人を派遣してもらい、客は入るようになっていたが、寺ギン(兵動大樹)が売上げの7割を持って行くため、経営は苦しかった。

すると、元席亭の亀井庄助(内場勝則)が良い方法があると言い、夏なのに寄席の中で火鉢を炊いて、客が苦しくなって帰るように仕向けたり、芸人の出番を抜かして一巡させて客を帰らしたりして、空いた席に新たな客を呼び込んだ。

亀井庄助(内場勝則)は、どこの寄席でもやっている方法だというが、寄席「風鳥亭」の評判がガタ落ちして客が減ってしまう。

北村藤吉(松坂桃李)は、「こんなことをしていたから、亀井庄助(内場勝則)は寄席を潰してしまったのではないか」と呆れた。

こうした事態を見かねた母・北村啄子(鈴木京香)が出動。藤岡てん(葵わかな)らは客の履き物が汚れていると拭いたり、鼻緒が切れかかっていると直したり、徹底してサービスを改善すると、信用を取り戻し、客が戻ってきた。

そのようななか、北村藤吉(松坂桃李)は客から「冷やし飴を買ってきてくれ」と頼まれたことから、売店を作って「冷やし飴」を販売することを思いつく。

翌日、藤岡てん(葵わかな)は、売店の机に氷の塊を置いて、氷の上に「冷やし飴」の瓶を並べてゴロゴロと転がしながら販売すると、客が詰めかけたので、「冷やし飴」を目当てに来た客に宣伝して寄席へと誘導した。

「冷やし飴」のアイデアに感心した伊能栞(高橋一生)が、「売り方を教えてもらう代わりに何でも手伝う」と頼むと、母・北村啄子(鈴木京香)は寄席の宣伝を頼んだ。

こうして、北村藤吉(松坂桃李)と伊能栞(高橋一生)が「ちんどん屋」となって寄席の宣伝をしていると、イケメンだということで、幅広い層の女性からの人気が集まった。

そこで、伊能栞(高橋一生)が、夜の影響だけでは無く、女性客をターゲットに昼の営業を開始することを思いつき、北村藤吉(松坂桃李)に昼の営業を勧めた。

さて、寄席「風鳥亭」が昼の営業も行うようになると、女性客や高齢者が来て繁盛したが、芸人はそれだけ負担が増えていた。

そこで、北村藤吉(松坂桃李)は、オチャラケ派の寺ギン(兵動大樹)にもっと芸人をまわして欲しいと頼んだ。

しかし、寺ギン(兵動大樹)から「お得意さんにまわすので無理」と断れてしまった。寺ギン(兵動大樹)は寄席や席亭の器で、得意先を判断しており、北村藤吉(松坂桃李)など相手にしていなかったのだ。

そのようななか、長屋芸人のキース(大野拓朗)が、秦野リリコ(広瀬アリス)の情報を持ってきた。秦野リリコ(広瀬アリス)は東京で女義太夫として活躍しているのだという。

北村藤吉(松坂桃李)は、秦野リリコ(広瀬アリス)が大阪に戻ってきて寄席「風鳥亭」に出演してくれればと思ったが、キース(大野拓朗)らも居る手前、秦野リリコ(広瀬アリス)にそんなことは頼めずに、席亭として苦悩する。

ある日、薬問屋「藤岡屋」から従兄・武井風太(濱田岳)がやって来た。

藤岡てん(葵わかな)は、従兄・武井風太(濱田岳)から父・藤岡儀兵衛(遠藤憲一)が死んだ事を教えられ、急いで薬問屋「藤岡屋」へ帰ろうとしたが、従兄・武井風太(濱田岳)から「帰ったらアカン。四十九日は済んだ。大阪に居ろ」と止められる。

その日の夜、藤岡てん(葵わかな)は、父・藤岡儀兵衛(遠藤憲一)がまだ怒っているので、死に目にも教えてくれなかったのだと悔やんでいると、北村啄子(鈴木京香)は「親が死ぬときに子供が仕事に打ち込んでいるなんて、それこそ本望。ワテは悔いはありまへん」と教えた。

それを聞いた藤岡てん(葵わかな)は、心を持ち直し、キース(大野拓朗)万丈目吉蔵(藤井隆)の芸を観て笑顔を取り戻していくのだった。

そのようななか、北村藤吉(松坂桃李)が信用を得るために会社を設立することを提案する。

すると、結婚に反対していた母・北村啄子(鈴木京香)が、北村藤吉(松坂桃李)と藤岡てん(葵わかな)に結婚を勧めた。

2人が「結婚に反対だったのでは?」と驚くと、母・北村啄子(鈴木京香)は結婚に反対していたわけではなく、北村屋を再興すれば、結婚を認めるつもりだったのだという。

すると、藤岡てん(葵わかな)も、ずっと考えていたといい、入場料を半額の5銭にすることを提案した。

たしかに、入場料を半額の5銭にしても、客が気軽に寄席に入れるようになれば、儲けは倍になる可能性も…。

北村藤吉(松坂桃李)は、入場料を5銭にする事を決めると、オチャラケ派の太夫元・寺ギン(兵動大樹)に、「儲けを倍にしたら、7分3分の取り分を5分5分にして欲しい」と頼むと、寺ギン(兵動大樹)は「そんな夢見た異な事が出来たら、条件を変えてやる」と言ってバカにした。

さて、寄席「風鳥亭」は入場料を5銭にすると、その効果はたちまち現れ、連日の満員大入りを記録した。

母・北村啄子(鈴木京香)が「人を雇わないと忙しすぎる」と嬉しい悲鳴を上げていると、薬問屋「藤岡屋」から女中・トキ(徳永えり)がやってきた。

薬問屋「藤岡屋」の方は妹・藤岡りん(堀田真由)が継いで安定しているので、女中・トキ(徳永えり)は許可を得て、藤岡てん(葵わかな)を助けるためにやって来たのである。

母・北村啄子(鈴木京香)の鶴の一声で、女中・トキ(徳永えり)は、寄席で客を桟敷に案内したり、飲み物を運んだりする「お茶子」として働く事になった。

お茶子として働くようになったトキ(徳永えり)は、座布団を2割ほど小さくすると、5人の席に6人を座らせることができる。

これには母・北村啄子(鈴木京香)も「アンタは商売に向いている」と感心した。

さて、北村藤吉(松坂桃李)は売上げを倍にすることを達成したので、オチャラケ派の太夫元・寺ギン(兵動大樹)に約束通り、取り分を5分5分にして欲しいと頼むと、寺ギン(兵動大樹)は北村藤吉(松坂桃李)を睨み付けた。

しかし、寺ギン(兵動大樹)は、割合は減っても、収入は増えるので、「6分4分にしてやる。条件を変えてやると言ったが、5分5分にするとは言ってない」と言い、取り分を6分4分にへんこうしたのであった。

その後、寄席「風鳥亭」は軌道に乗り、1周年記念を迎えた。京都から母・藤岡しず(鈴木保奈美)も駆けつけて祝ってくれた。

伊能栞(高橋一生)も「伊能活動写真」という会社を設立して社長に就任していた。

藤岡てん(葵わかな)は、母・藤岡しず(鈴木保奈美)に袱紗を差し出し、父・藤岡儀兵衛(遠藤憲一)から借りた500円を返済した。

一週間後、藤岡てん(葵わかな)と北村藤吉(松坂桃李)は、みんなの祝福を受けて祝言を挙げた。

そして、北村藤吉(松坂桃李)は母・藤岡しず(鈴木保奈美)に、「北村笑点」の看板を見せ、「北村の名前を使ってええやろ」と頼むと、母・藤岡しず(鈴木保奈美)は北村の名前を使うことを許し、「その代わりに、100年、200年、北村の名前に傷を付けたらアカンで」と注意した。

すると、母・藤岡しず(鈴木保奈美)は、藤岡てん(葵わかな)と北村藤吉(松坂桃李)に刺激されて新しいことをしたくなった事を明かし、アメリカで会社を経営している知人から誘われていることを明かし、アメリカに行く事を告げた。

それから2年後の大正3年、北村藤吉(松坂桃李)に待望の長男・隼也が誕生するのであった。

わろてんか-第8週の実話のネタバレ

まず、吉本興業の吉本泰三は、寄席の経営を開始する前から、「浪速落語反対派」の岡田政太郎と知り合いで、岡田政太郎と業務提携を前提にして、寄席「文芸館」の営業を開始しています。

このため、北村藤吉(松坂桃李)と寺ギン(兵動大樹)の対立のような実話はありません。

また、「わろてんか」では、元席亭の亀井庄助(内場勝則)が、寄席の中で火鉢を炊いて客が帰るように仕向けたり、芸人の順番を飛ばして芸人が一巡したように思わせ、客を帰すというこそくな手段をとりました。

こうした、こそくな手段は多くの寄席で使われており、吉本せい(林せい)も、こうしたこそくな手段を使ってい、寄席の空気を入れ換えずに、客が気分が悪くなって出て行くように仕向けたり、つまらない芸人を出して客に飽きさせたりして、客を入れ替えました。

また、吉本せい(林せい)は、喉の渇きそうなものを寄席の中で売って、飲み物で利益を上げたり、客が捨てていったミカンの皮を集めて乾かし、咳止めの原材料として薬問屋に買い取って貰いました。

ただ、こうした努力は他の寄席でもやっており、吉本せい(林せい)が考えたアイデアではありません。

では、吉本せい(林せい)の何が凄かったかというと、寄席に客を詰め込む技術です。

吉本せい(林せい)は、満員で座る場所が無くても、客と客の間に無理矢理お尻を差し入れてスペースをこじ開け、そこに新たな客を座らせていました。

また、吉本せい(林せい)を代表するアイデアが、「わろてんか」にも登場する「ゴロゴロ冷やし飴」です。

当時は電気式の冷蔵庫など無いので、四斗樽に氷を入れて、その中で「冷やし飴」を冷やして販売していました。

しかし、これでは十分に「冷やし飴」が冷えず、客から苦情が来ていました。

そこで、吉本せい(林せい)が考案したのが、「ゴロゴロ冷やし飴」です。

吉本せい(林せい)は、売店の板の上に氷の塊を置き、氷の上で「冷やし飴」の瓶をゴロゴロと転がしたのです。

すると、氷が溶けてくぼみができるので、そのくぼみに「冷やし飴」の瓶を4~5本並べてゴロゴロと転がすのです。こうすると、満遍なく、よく冷えるのです。

観てても面白いし、よく冷えているというので、1本2銭のゴロゴロ冷やし飴は天満天神裏でちょっとした人気になって飛ぶように売れ、「冷やし飴」を買ったついでに寄席も観ていくという人が増えてました。

当時はクーラーがないので、夏場は客入りが悪いのですが、吉本せい(林せい)はゴロゴロ冷やし飴のおかげで、夏場の不況を乗りきり、実家の父・林豊次郎から借りた借金も、間もなく返済できました。

さて、「わろてんか」の北村藤吉(松坂桃李)は、寄席「風鳥亭」を軌道に乗せて、ようやく藤岡てん(葵わかな)との結婚が許されたのです。

しかし、史実の吉本せい(林せい)と吉本泰三は、米問屋「北村屋」のモデルである荒物問屋「箸吉」が廃業する前に結婚しています。

また、北村藤吉(松坂桃李)が設立する「北村笑店」のモデルは、吉本泰三が設立した「吉本興行部」です。

現在の「吉本興業」は、事業を興すという意味の「興業」を使っていますが、「吉本興行部」は入場料を取って客にイベントを見せる「興行」を使用しています。

なお、第9週のあらすじとネタバレや実話の紹介は「わろてんか-あらすじとネタバレ」からご覧ください。

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