芳根京子が主演する朝ドラ「べっぴんさん」の登場する坂東五十八(生瀬勝久)の実在のモデルの紹介です。
坂東五十八(生瀬勝久)は、坂東すみれ(芳根京子)と坂東ゆり(蓮佛美沙子)の父で、過保気味な性格である。
坂東五十八(生瀬勝久)は、近江商人の家の次男として生まれ、父親から事業の一部を引き継いで商売を開始し、天性の商才によって事業を拡大したが、傾いた本家を助けるため、兄に得意先を譲った。
幼なじみの坂東はな(菅野美穂)と結婚したのを機に、近江の布を大阪に卸すようになり、繊維問屋「坂東営業部」を設立して大成功を収めた。
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佐々木八十八(ささき・やそはち)は、明治7年(1874年)5月3日に京都で佐々木源三郎(宮原源三郎)の長男として生まれた。
実家の佐々木家は鎌倉時代の武将・佐々木高綱(源頼朝の側近)を祖とする名家で、11代にわたり商家を営む豪商だった。
佐々木八十八は舶来雑貨輸入業を目指して、大阪の唐物問屋(輸入雑貨販売店)に就職し、浪速英学校で漢字や英語を学び、その後、独立して「佐々木営業部(レナウン)」を創業した。
佐々木営業部(現レナウン)は、メリヤス業界のトップへと成長し、佐々木八十八は一代にして巨万の富を気づき、政界へ進出し、貴族院議員としても活躍した。
私生活においては、佐々木倆子(雲川倆子)と結婚し、三男・三女を儲けたが、次男・長女を早くに亡くしていたため、佐々木八十八は食事や健康については非常に神経質で、末娘(三女)の坂野惇子(佐々木惇子)がもっとも被害を被った。
詳しくは「佐々木八十八の立志伝」をご覧ください。
なお、朝ドラ「べっぴんさん」の登場人物の実在のモデル一覧は「べっぴんさん-登場人物・キャスト・モデルまとめ」をご覧ください。
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