べっぴんさん-坂東紀夫のビンタ事件の実話

NHKの朝ドラ「べっぴんさん」で、夫・坂東紀夫(永山絢斗)が朝帰りした妻・板東すみれ(芳根京子)に張り手を加える「ビンタ事件」の実話のあらすじです。

べっぴんさん-ビンタ事件のあらすじ

坂東すみれ(芳根京子)らが創業した子供用品店「キアリス」は、大急百貨店の社長・大島保(伊武雅刀)の提案により、大急百貨店に10日間のお試し出店をする事になった。

当初はキアリスに客は来ず、全く売れなかったが、板東すみれ(芳根京子)のアイデアと努力によって、大勢の客が詰めかけるようになり、10日間のお試し出店は大成功に終わった。

このため、大急百貨店の社長・大島保(伊武雅刀)は、板東すみれ(芳根京子)に正式な出店を要請し、キアリスは大急百貨店に支店を開くことになった。

大急百貨店にキアリスを出店する前日、ショーケースのレイアウトに納得できなかった板東すみれ(芳根京子)は、多田良子(百田夏菜子)田坂君枝(土村芳)を帰して、1人で大急百貨店に残り、レイアウトを試行錯誤した。

しかし、板東すみれ(芳根京子)は、レイアウトに没頭するあまり、大急百貨店の施錠時間を過ぎてしまい、閉店した大急百貨店に閉じ込められてしまった。

このため、板東すみれ(芳根京子)は、自宅に電話することもできず、大急百貨店で1晩を過ごすことになってしまった。

一方、坂東営業部(オライオン)は、坂東ゆり(蓮佛美沙子)のアイデアで、大急百貨店で洋裁洋室を開くとになり、坂東営業部で働く夫・坂東紀夫(永山絢斗)は洋裁教室の責任者を任された。

しかし、10日間のお試し出店を大成功させ、大急百貨店にキアリスを正式出店する事になった妻・板東すみれ(芳根京子)とは対照的に、夫・田中紀夫(永山絢斗)は緊張の余りに倒れるなど失態を犯し、仕事に行き詰まっていた。

そのようななか、妻・板東すみれ(芳根京子)のキアリスが大急百貨店に正式出店する前日を迎える。

その日の夜、夫・坂東紀夫(永山絢斗)が帰宅すると、自宅は真っ暗で、妻・板東すみれ(芳根京子)も長女・坂東さくらも居なかった。

夫・坂東紀夫(永山絢斗)は心配してキアリス本店に向かうと、創業メンバーの田坂君枝(土村芳)が長女・坂東さくらを預かっている事が判明した。

そして、夫・坂東紀夫(永山絢斗)は、田坂君枝(土村芳)からレイアウトの件を聞き、「板東すみれ(芳根京子)は大急百貨店に残っているのではないか」と教えられる。

夫・坂東紀夫(永山絢斗)は、それでも妻・板東すみれ(芳根京子)を心配して警察に届けようとするが、田坂君枝(土村芳)に説得され、1晩だけ待つことにした。

翌朝、板東すみれ(芳根京子)は無事に帰宅したが、心配で一睡も出来なかった夫・坂東紀夫(永山絢斗)は、妻・板東すみれ(芳根京子)を、おもわずビンタしてしまった。

夫・坂東紀夫(永山絢斗)はビンタしたことに罪悪感を覚えて苦悩し、このビンタ事件により、板東すみれ(芳根京子)と夫・坂東紀夫(永山絢斗)は関係がギクシャクしてしまう。

このようななか、家庭と仕事の両立に奔走していた板東すみれ(芳根京子)は、過労が祟って倒れてしまう。

さらに、板東すみれ(芳根京子)は長女・坂東さくらから、ある質問をされるのだが、それに答えられない自分に苦悩し、キアリスから退社することを決意するのであった。

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ビンタ事件のモデルとなった実話

今回紹介するビンタ事件のモデルとなった実話は、坂野惇子(佐々木惇子)が子供服ブランド「ファミリア」を創業した頃のエピソード(実話)です。

ただし、正確な時期は分からないので、ファミリアの前身「ベビーショップ・モトヤ」時代の話かもしれません。

さて、闇市に粗悪品が横行していたが、坂野惇子らはベビーショップ・モトヤを創業した当初から、手間暇を掛けた良質な子供服を作っていたので、商品は飛ぶように売れ、ショーケースに商品を並べたそばから、売れていくという状態だった。

ファミリアの製造責任者は田村光子で、創業当時から商品の生産は、神戸の岡本にある田村光子の自宅で行われていた。

手間暇を掛けて良質な商品を作っていたため、製造は追いつかず、田村光子の自宅では毎日、夜の1時、2時まで作業が続けられたが、それでも納期に間に合わず、移動中の電車で仕上げのボタンを縫い付けるという程だった。

一方、販売店の「ベビーショップ・モトヤ」でも、村井ミヨ子(中井ミヨ子)は接客のかたわらで編み物をした。販売責任者の坂野惇子も客の前で仕上げのボタン付けをするほど忙しかった。

そのようななか、ベビーショップ・モトヤ(ファミリア)の営業を終えた坂野惇子は、店を閉めると、帰宅するために神戸から梅田行きの阪急電車の終電に乗った。

ところが、坂野惇子は疲労の余りに電車の中で寝てしまい、塚口の駅で降りる事ができずに乗り過ごしてしまい、目覚めると、阪急電車の梅田の車庫だった。

坂野惇子は、自宅に電話することもできず、しかたなく、阪急電鉄の車庫で1晩を過ごし、翌朝、帰宅した。

それを待ち構えていたのが、心配して出迎え手に来ていた夫・坂野通夫だった。

夫・坂野通夫は、ガキ大将として育ち、海軍の経験もあり、厳しいくて口よりも手が先にでる性格だったので、戻ってきた坂野惇子に強烈なパンチを食らわせた。

(注釈:史実では「強烈なパチン」なので、朝ドラ「べっぴんさん」のように平手のビンタではなく、拳骨のグーパンチだったと思われます。)

これが朝ドラ「べっぴんさん」に登場するビンタ事件のモデルとなった実話である。

ビンタ事件の実話のその後

朝ドラ「べっぴんさん」の板東すみれ(芳根京子)は、夫・坂東紀夫(永山絢斗)にビンタされて、関係がギクシャクしていきます。

しかし、モデルとなった坂野惇子は依存心が強く、叱ってくれた夫・坂野通夫に愛を感じ、ますます愛していくのでした。

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