まんぷく-加地谷圭介(片岡愛之助)のモデル

NHKの朝ドラ「まんぷく」に登場する加地谷圭介(かじたに・けいすけ/片岡愛之助)の実在のモデルの紹介です。

まんぷく-加地谷圭介(片岡愛之助)

加地谷圭介(片岡愛之助)は、立花萬平(長谷川博己)の幻灯機を見て、その才能に惚れ込み、販売が下手な立花萬平(長谷川博己)の代わりに、販売を引き受け、「理創工作社」を設立して共同経営者となった。

そして、立花萬平(長谷川博己)に近づこうとする世良商事の世良勝夫(桐谷健太)を敵視している。

そのようななか、戦争の影響で理創工作社の経営が悪化していく。社長を務めていた加地谷圭介(片岡愛之助)は、会社を建て直すため、開発担当の立花萬平(長谷川博己)に新型兵器の開発を要請するが、立花萬平(長谷川博己)は応じなかった。

このため、加地谷圭介(片岡愛之助)は軍需物資のジュラルミンの闇業者に横流していたが、闇業者が逮捕されてしまう。

すると、加地谷圭介(片岡愛之助)は知り合いの憲兵と共謀し、闇業者の口を封じ、立花萬平(長谷川博己)を軍需物資横流しの犯人に仕立て上げたのだ。

しかし、世良勝夫(桐谷健太)の調査により、軍需物資を横流ししていた真犯人が加地谷圭介(片岡愛之助)だと判明し、立花萬平(長谷川博己)の容疑が晴れ、加地谷圭介(片岡愛之助)は憲兵から追われる身となった。

そこで、加地谷圭介(片岡愛之助)は憲兵の追っ手から逃れるため、北海道へと逃げ、北海道の炭鉱に潜伏した。

戦後、ほとぼりが冷めたので、大阪に戻ってきた加地谷圭介(片岡愛之助)は、闇市で立花萬平(長谷川博己)らと再開する。

今井福子(安藤サクラ)は、加地谷圭介(片岡愛之助)のせいで立花萬平(長谷川博己)が酷い目に遭ったと怒るが、立花萬平(長谷川博己)は加地谷圭介(片岡愛之助)のおかげで開発に専念できたと言い、加地谷圭介(片岡愛之助)を許し、「加地谷」という判子をプレゼントした。

その後、立花萬平(長谷川博己)がGHQに反乱を企てた容疑で逮捕されると、加地谷圭介(片岡愛之助)は立花萬平(長谷川博己)の無実を訴えたのだった。

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加地谷圭介(片岡愛之助)の実在のモデル

NHKの朝ドラ「まんぷく」に登場する加地谷圭介(片岡愛之助)のモデルは実在しますが、名前は不明です。

立花萬平(長谷川博己)のモデルとなる安藤百福(呉百福)は、戦時中に川西航空機の下請けで軍用エンジンの部品を製造する会社「大和精機」を共同経営していた。

そして、この共同経営者が軍需物資の横流しをしており、工場の資材が減っているという報告を受けた安藤百福(呉百福)は、警察へ相談に行くと、憲兵隊に行けと言われたので、憲兵隊に行って相談した。

すると、安藤百福(呉百福)は、対応に出たK伍長に犯人扱いされ、逮捕されてしまったのである。

実は、軍需物資を横領していた共同経営者とK伍長が親戚だったらしく、安藤百福(呉百福)はまんまと犯人に仕立て上げられたのだ。

逮捕された安藤百福(呉百福)は、無実を主張し続け、拷問と絶食でボロボロになったていたが、釈放される人が声を掛けてくれたので、元陸軍中将の井上安正への手紙を託した。

この手紙が元陸軍中将・井上安正の元に届き、安藤百福(呉百福)は45日ぶりに釈放された。

戦後、共同経営者がどうなったかは分からないので、戦後も加地谷圭介(片岡愛之助)がストリーに関わってくるのであれば、戦後はオリジナルキャラクターとなる可能性がある。

なお、「まんぷく」の登場人物の一覧は「朝ドラ「まんぷく」のキヤストと実在のモデル一覧」をご覧ください。

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