NHKの朝ドラ「まんぷく」に登場する大急百貨店のモデルは阪急百貨店です。
湯をかけると2分で食べられる即席ラーメン「まんぷくラーメン」を完成させた立花萬平(長谷川博己)は、家族総出で「まんぷくラーメン」の製造に取りかかる。
一方、世良勝夫(桐谷健太)は、「まんぷくラーメン」を販売するため、大阪一のデパートである大急百貨店と交渉し、大急百貨店の売り場や大阪中の商店街で販売することが決まった。
立花萬平(長谷川博己)は「まんぷくラーメン」の価格を20円に決めるが、今井鈴(松坂慶子)は「高い」と言って反対した。
すると、立花福子(安藤サクラ)が「食べてもらえれば、その価値が分かるはず」と言い、試食販売会を行うことを提案し、大急百貨店の売り場で試食販売会を行ったが、「まんぷくラーメン」は全く売れなかった。
困った立花萬平(長谷川博己)は、国立栄養研究所で栄養食品の推薦をもらい、栄養食品であることをPRしたり、テレビCMを放送したりすうと、大勢に人が買いに来てくれるようになり、試食販売会は成功したのだった。
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NHKの朝ドラ「まんぷく」に登場する「大急百貨店」のモデルは、阪急百貨店です。朝ドラ「べっぴんさん」の時にも阪急百貨店は「大急百貨店」として登場しました。
さて、昭和33年(1958年)6月、日清食品の安藤百福は即席ラーメン「チキンラーメン」の正式販売の前哨戦として、大阪・梅田の阪急百貨店の地下食品売り場で、即席ラーメン「チキンラーメン」の試食販売を行った。
このとき、泉大津で製塩事業を手がけていたときの従業員「塩軍団」の何人かが手伝いに来てくれた。
「2分でラーメンができる」と説明しても客は信じてくれなかったが、実際に湯を入れてラーメンを作ると、客は驚き、試食して「チキンラーメン」を買ってくれた。用意していた500食が1日で完売したという。
このときはまだ「チキンラーメン」という名前が決まっていなかったので、「魔法のラーメン」と呼ばれるようになったという。
なお、朝ドラ「まんぷく」の各モデルは「まんぷく-キヤストと実在のモデル一覧」をご覧ください。
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