まんぷく-三田村亮蔵(橋爪功)のモデル

NHKの朝ドラ「まんぷく」に登場する三田村亮蔵(みたむら・りょうぞう/橋爪功)と実在のモデルです。

三田村亮蔵(橋爪功)のあらすじ

NHKの朝ドラ「まんぷく」に登場する三田村亮蔵(橋爪功)は、大阪商工会の会長で、大阪財界を代表する大物である。

三田村亮蔵(橋爪功)は、温厚な性格で、困っている人を放っておけず、ある出来事で出会った今井福子(安藤サクラ)立花萬平(長谷川博己)を助けるのだった。

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三田村亮蔵(橋爪功)の実在のモデル

NHKの朝ドラ「まんぷく」に登場する三田村亮蔵(橋爪功)の実在のモデルは、予想の段階ですが、杉道助と予想します。

杉道助は山口県山口市の出身で、慶應義塾大学を卒業後、久原房之助の「久原鉱業所」に入社した。

その後、杉道助は、大阪の綿糸問屋「八木商店」の創業者・八木与三郎の長女・八木義と結婚したことが縁で、大阪の繊維工業に関わるようになり、大阪の繊維業界で活躍する。

そして、戦後の昭和21年(1946年)12月から昭和35年(1960年)11月まで大阪商工会議所の会頭を務め、大阪の商工業の復興に尽力した。

さて、立花萬平(長谷川博己)のモデルとなる日清食品の創業者・安藤百福(呉百福)は、日本統治下の台湾で生まれ育ち、台湾時代にメリヤスに目を付け、メリヤスの輸入で成功して日本の大阪へと進出して、日本でもメリヤスを手がけた。

また、安藤百福(呉百福)は叔父の紹介で、山口県出身の内閣総理大臣・田中義一と親しくしており、田中義一の支援者である久原房之助とも親しくしていた。

さらに、安藤百福(呉百福)は戦後、即席麺「チキンラーメン」を開発して即席麺を流行させるので、当然、大阪商工会議所とも交流があったと考えられる。

このように、安藤百福(呉百福)と杉道助は、メリヤスや久原房之助などの共通点があることから、2人は当然、知り合いだったと考えられる。

しかし、私は2人に関する具体的なエピソードを知らないので、現時点では杉道助をモデルとは断定するのは難しい。モデルは確定し次第、このページで紹介します。

なお、朝ドラ「まんぷく」の登場人物と実在のモデル一覧は「まんぷく-キャストと実在のモデル一覧」をご覧ください。

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