浪花千栄子の立志伝-2代目・渋谷天外と結婚

NHKの朝ドラ「おちょやん」のモデルとなる女優・浪花千栄子の生涯を描く立志伝の第13話「渋谷天外と結婚」です。

浪花千栄子の立志伝の目次は「おちょやん-浪花千栄子の立志伝の目次」です。

2代目・渋谷天外との出会い

浪花千栄子は子供のころ、大阪・道頓堀の仕出し料理屋「浪花料理」に奉公していた。このとき、「浪花料理」の向かいにあった芝居茶屋「岡島」に2代目・渋谷天外が居候をしていた。これが2人の出会いである。

その後、浪花千栄子は女優になり、「岡島」の1階に住み込みで女中として働きながら、女優として活動するようになった。

このとき、2代目・渋谷天外は「岡島」の3階で居候していたので、2人は「岡島」に同居していたのである。

さらに、2代目・渋谷天外が「松竹家庭劇」を旗揚げすると、浪花千栄子は助っ人として「松竹家庭劇」に出演するようになり、その後、松竹の命令で正式に「松竹家庭劇」に配属されたので、仕事も家庭も一緒になった。

さて、2代目・渋谷天外は女性関係が激しい人で、色々な女性と付き合っており、気心の知れた浪花千栄子が2代目・渋谷天外のデートの相手をセッティングするなど、女性関係のマネージャーのような仕事を引き受けていた。

ところが、その浪花千栄子が2代目・渋谷天外と結婚するのだから、男と女の関係は不思議なものだ。

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浪花千栄子が渋谷天外と結婚

2人が結婚した詳しい経緯は分らないのだが、浪花千栄子は昭和5年(1930年)に朝鮮巡業をしたときに、2代目・渋谷天外と結ばれ、結婚したのだという。

朝鮮巡業を切っ掛けに結ばれた2人は、居候していた「岡島」の許可を得て、「岡島」を出て新居を借り、同棲を始めたのだが、「松竹家庭劇」には同棲を秘密にしていたらしい。

そのようななか、ある日、2人が自宅で食事をしていると、「松竹家庭劇」の曾我廼家十吾が新居に尋ねてきた。

2代目・渋谷天外は「松竹家庭劇」に同棲している事を秘密にしていたので、慌てて浪花千栄子をトイレに隠した。

しかし、「松竹家庭劇」の曾我廼家十吾は2人が同棲している事を知っていたので、「ちょっと、トイレを貸してんか」と言った。

すると、観念した2代目・渋谷天外は「実は兄貴・・・」と事情を説明し、浪花千栄子がトイレから出てきて挨拶をした。

そこで、曾我廼家十吾が「それなら結婚しろ」と勧めたので、2人は昭和5年(1930年)12月22日に結婚したのだという。

浪花千栄子の立志伝-渋谷天外の妻としての苦労」へ続く。

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