まんぷく-大阪東洋ホテルのモデルは都ホテル

NHKの朝ドラ「まんぷく」に登場する「大阪東洋ホテル」の実在のモデルを紹介します。

まんぷくの大阪東洋ホテル

朝ドラ「まんぷく」に登場する「大阪東洋ホテル」は、大阪で最大のホテルで、高等女学校を卒業した今井福子(安藤サクラ)の就職先となる。

今井福子(安藤サクラ)は、女学校を卒業して大阪東洋ホテルの電話交換手として働き始めるが、電話の取り次ぎミスをしてしまう。そのミスが切っ掛けで、立花萬平(長谷川博己)と出会うことになる。

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大阪東洋ホテルのモデルは都ホテル

NHKの朝ドラ「まんぷく」に登場する大阪東洋ホテルのモデルは、京都府京都市東山区にある「都ホテル(現在のウェスティン都ホテル京都)」です。

今井福子(安藤サクラ)のモデルとなる安藤仁子は、父親の事業が倒産して貧乏暮らしをしており、金蘭会高等女学校を卒業後、画家・有元一雄に嫁いでいた2番目の姉・安藤澪子を頼って、家族3人で京都の有元家に移り住んだ。

しかし、有元一雄は売れない画家だったうえに子だくさんの大家族だったため、有元家も生活が苦しかったようで、安藤仁子は早々に「都ホテル」で電話交換手として働き始めた。

安藤仁子は、実家が貧乏だったので、大阪電話局で働きながら金蘭会高等女学校を卒業しており、そのときに電話交換手の資格を取っていた。また、英語も得意だった。

当時は英語の出来る電話交換手が少なかったので、安藤仁子は「都ホテル」で働くことが出来たようだ。

その後、安藤仁子は電話交換手としての仕事ぶりが認められ、都ホテルのフロント係へと出世し、在日台湾人の実業家・安藤百福(呉百福)と出会い、プロポーズされる。

安藤仁子は仕事に未練があったため、プロポーズを断ったが、安藤百福(呉百福)に押されて、プロポーズを受けれて昭和20年(1945年)3月21日に結婚し、都ホテルを辞めて大阪へと移り住んだ。

なお、朝ドラ「まんぷく」の登場人物と実在のモデルについては「朝ドラ「まんぷく」のキヤストと実在のモデル一覧」をご覧ください。

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