佐々木隆一の立志伝

佐々木隆一は、明治36年(1903年)5月に大阪府で、佐々木営業部(レナウン)の創業者・佐々木八十八の長男として生まれた。母は佐々木倆子(雲川倆子)

佐々木隆一は大正14年(1925年)に関西学院高等商業学部を卒業。佐々木営業部(レナウン)、レナウンメリヤス工業の監査などを務める。

佐々木営業部(レナウン)は戦時中に国策による企業整理により江商に吸収されて消滅する。

戦後、佐々木八十八が尾上清に佐々木営業部(レナウン)の再建を依頼。尾上清は佐々木隆一を社長にして佐々木営業部(レナウン)を再開させようとしたが、このとき、佐々木隆一は起業意欲を喪失していたので、尾上清の申し出を断り、尾上清が社長となって江商から佐々木営業部(レナウン)を独立させた。

その後、佐々木隆一は佐々木不動産を創業し、佐々木不動産の社長となる。

子供と子孫

妻は子爵・小笠原長生(おがさわら-ながなり)の長女・小笠原日佐子で、長男は佐々木弘純、長女は佐々木幹子。

皇室御用達の子供服ブランド「ファミリア」の創業者・坂野惇子(佐々木惇子)は、佐々木隆一の妹である。

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