朝ドラ「なつぞら」柴田剛男(藤木直人)のモデル

NHKの朝ドラ「なつぞら」に登場する柴田剛男(しばた・たけお)の実在のモデルを紹介します。

柴田剛男(藤木直人)のあらすじ

NHKの朝ドラ「なつぞら」に登場する柴田剛男(藤木直人)、柴田富士子(松嶋菜々子)の夫で、農協に務めている。

婿養子として柴田家に入っているため、意見があっても、義父・柴田泰樹(草刈正雄)には強く言えない。

戦後、柴田剛男(藤木直人)は、戦死した戦友の娘・奥原なつ(広瀬すず)を引き取り、北海道の柴田牧場に連れて帰るが、義父・柴田泰樹(草刈正雄)は労働力にならない娘・奥原なつ(広瀬すず)の受け入れを拒んだ。

しかし、奥原なつ(広瀬すず)の必死な懇願と、その後の働きにより、奥原なつ(広瀬すず)は次第に柴田泰樹(草刈正雄)に認められ、柴田家の一員として受け入れられるのだった。

やがて、義父・柴田泰樹(草刈正雄)が、牛乳の販売方法に関して、農協の方針に反対したため、農協に勤めていた柴田剛男(藤木直人)は苦悩する。

しかし、奥原なつ(広瀬すず)の説得や山田天陽(吉沢亮)の苦境を考え、義父・柴田泰樹(草刈正雄)は農協の方針を受け入れるのだった。

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柴田剛男(藤木直人)の実在のモデル

柴田剛男(藤木直人)のモデルは、「よつ葉乳業」を創業した太田寛一で確定です。

太田寛一は士幌農協時代に、農家の収入を安定させるためにビート(砂糖大根)やジャガイモや酪農を推奨し、士幌農協が酪農家から牛乳を集荷し、乳業メーカーに販売する「一元集荷多元販売」を行い、酪農家の利益を大きく上げ、生活を安定させた。

さらに、太田寛一は昭和42年(1967年)1月に「北海道協同乳業」(よつ葉乳業)を設立して社長に就任した。

ホクレンの専務理事に就任したことに伴い、北海道協同乳業(よつ葉乳業)の社長を辞任するので、社長の就任期間自体は2年ほどだが、その後、ホクレンの理事に就任してホクレンを立て直した。

さらに、太田寛一は全農の会長に就任して、全国の農協のトップになり、農村のユートピアを目指して、様々な事業を展開したが、夢半ばで病気に倒れて役職から退いた。

さらに詳しいことは「よつ葉乳業の創業者・太田寛一の立志伝」をご覧ください。

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