蛍光灯ベビー(サイレント・ベビー)の解説と治し方

育児用語「蛍光灯ベビー(サイレント・ベビー)」の解説から判別方法や治し方を紹介します。

蛍光灯ベビー(サイレント・ベビー)

蛍光灯ベビー(サイレント・ベビー)とは、愛情不足から、母親の顔を見ても反応せず、母親よりも蛍光灯を見つめる赤ちゃんのことです。

赤ちゃんは泣くことで自己主張をしますが、泣いている赤ちゃんを放置すると、赤ちゃんは泣くことを諦め、蛍光灯の光を見つめて不安を取り除くようになります。

赤ちゃんが泣かずに大人しくなるので、育児に疲れている母親は喜ぶ人も多いのですが、実はこれは危険信号です。赤ちゃんは泣くことが仕事なのだから、泣かないのは不自然な状態なのです。

こうした状態が続いていくと、赤ちゃんは母親の顔を見ても笑わなくなり、母親の顔よりも蛍光灯を見つめるようにになります。

そして、母親よりも蛍光灯に刺激を求めるようなった赤ちゃんを「蛍光灯ベビー(サイレント・ベビー)」と呼びます。

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抱き癖なんて無い

以前は「抱き癖がつく」という理由から、赤ちゃんを抱かない育児法が主流となっていたため、蛍光灯ベビー(サイレント・ベビー)という症状が多発しました。

しかし、現在は「抱き癖」が否定されています。そもそも、赤ちゃんが母親に愛情を求める行為は自然なものであり、抱き癖と呼ばれる行為は成長するにつれ、自然と収まっていくのです。

赤ちゃんが愛情を求めているのに、無視し続けると、赤ちゃんはストレスを感じ、脳の発達が遅れるとされてします。

このため、蛍光灯ベビー(サイレント・ベビー)として育った子供は、社会性の欠如・社交性の欠如・言語能力の未発達など、様々な弊害を抱える可能性があります。

現在は「抱き癖」が否定され、しっかりと赤ちゃんを抱く育児法が主流になっており、蛍光灯ベビー(サイレント・ベビー)は減りました。

しかし、まだまだ、「仕事で忙しい」という理由で放置される赤ちゃんも多く、蛍光灯ベビー(サイレント・ベビー)は無くならないのが現状です。

蛍光灯ベビー(サイレント・ベビー)の判別方法

母親がシッカリと数分間、赤ちゃんを見つめてください。それでも、赤ちゃんが「泣かない」「笑わない」「無表情」「無反応」「目をそらす」という場合は、気をつけた方が良いでしょう。

蛍光灯ベビー(サイレント・ベビー)の対策と治し方

我が子を蛍光灯ベビー(サイレント・ベビー)にしないためには、十分に語りかけ、しっかりと抱いてあげることが大切です。

かりに、赤ちゃんが蛍光灯ベビー(サイレント・ベビー)になったとしても、しっかりと抱いてあげ、愛情を注いであげれば、治る事が確認されてします。

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