下岡仲子の立志伝

神戸でベビーナースとして活躍し、子供服ブランド「ファミリア」でベビーコンサルタントを務めた下岡仲子(昭和47年に死去)の立志伝です。

ベビーナース下岡仲子の立志伝

下岡仲子は戦前の外国人専門病院に所属し、外交官や外国人家庭を専門に、育児指導をしていたベビーナースで、大ヶ瀬久子・岡本記代子らと共に、兵庫県神戸市でベビーナースとして活躍していた。

昭和17年(1942年)の秋、坂野惇子が長女・坂野光子(てるこ)を出産し、ベビーナースの大ヶ瀬久子がギリス人のオーツ夫人の紹介で坂野惇子に育児指導を行った。

ちょうどこのころ、田村江つ子(榎並江つ子)も出産しており、下岡仲子が田村枝津子(田村江つ子)の育児指導を行った。

こうして、坂野惇子と田村枝津子(田村江つ子)が学んだ西洋式の育児法が、子供服ブランド「ファミリア」の基礎となる。

ファミリアは西洋式育児法の啓発にも力を入れており、ベビーナースの大ヶ瀬久子・岡本記代子・下岡仲子は、坂野惇子らに招かれて、ファミリアのベビーコンサルタントとして参与し、ファミリアのベビー相談員の育成に貢献した。

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