べっぴんさん-多田良子(百田夏菜子)のモデルは田村枝津子(田村江つ子)

クローバーZの百田夏菜子が朝ドラ「べっぴんさん」で演じる多田良子(ただ・りょうこ)の実在のモデルの紹介です。

べっぴんさん-多田良子(ただ・りょうこ)

多田良子(百田夏菜子)は、坂東すみれ(芳根京子)田坂君枝(土村芳)の同級生で、「手芸倶楽部」のメンバーである。

多田良子(百田夏菜子)は、お調子者のムードメーカーだが、少女雑誌が大好きで恋愛にも興味があり、ませた一面もある。

多田良子(百田夏菜子)は女学校を卒業後、すぐに小澤勝二(田中要次)とお見合い結婚をし、一児を儲けて幸せな家庭を築いた。

しかし、戦争でそれが一変する。出征した夫・小澤勝二(田中要次)は生死が不明な状況で、生活に不安を抱えるようになる。

そんなとき、多田良子(百田夏菜子)は同級生の坂東すみれ(芳根京子)に再会。坂東すみれ(芳根京子)から子供服店の創業に誘われ、ためらいながらも、会社の設立メンバーとなる。

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多田良子(百田夏菜子)のモデルは田村江つ子

実在のモデルとなる田村枝津子(田村江つ子)は、阪東式調帯合資会社(東証一部上場「バンドー化学」)を創業した榎並充造の次女として生まれた。

甲南高等女学校(現在の甲南女子大学)の1年生の時に坂野惇子(佐々木惇子)とクラスメイトとなり、以降、坂野惇子と親友になる。

田村枝津子(田村江つ子)は絵を描くことが好きだったので、女流画家・亀高文子に師事して絵を学んだほか、洋裁においては北島政子・木川章子・田中千代から手芸や縫製を学んだ。

その後、洋反物商「田村駒」を創業した田村駒治郎の次男・田村寛次郎と結婚し、2人の子供を儲けて幸せな生活を送っていた。

しかし、戦争が全てが一変した。戦後は田村駒治郎が務める田村駒も経営が悪化していた。

戦後、田村枝津子(田村江つ子)は苦しい生活を送っており、生活のために何かしなければならないと思っていたとき、坂野惇子からベビーショップ・モトヤ(ファミリア)の創業を相談された。

田村江つ子(榎並江つ子)は、義理の姉(夫の姉)・田村光子が既に人から頼まれて洋裁を手がけていたので、田村光子にも相談しようと提案した。

こうして、坂野惇子・田村枝津子(田村江つ子)・田村光子の3人で話し合いがまとまり、子供服店「ベビーショップ・モトヤ(後のファミリア)」を創業したのである。

なお、朝ドラ「べっぴんさん」の登場人物の実在のモデル一覧は「べっぴんさん-登場人物・キャスト・モデルまとめ」をご覧ください。

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