朝ドラ「なつぞら」豊富遊声(とよとみ・ゆうせい)のモデル

NHKの朝ドラ「なつぞら」に登場する豊富遊声(とよとみ・ゆうせい)のモデルを紹介します。

「なつぞら」の豊富遊声(山寺宏一)

NHKNの朝ドラ「なつぞら」に登場する元活動弁士・豊富遊声(山寺宏一)は、奥原なつ(広瀬すず)ら制作した長編アニメ「白蛇姫」の声優を務めた。

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豊富遊声(山寺宏一)のモデル

長編アニメ「白蛇姫」のモデルは、東映動画の長編アニメ「白蛇伝」で、「白蛇伝」で声優を務めたのは森繁久彌と宮城まり子の2人だけです。

しかし、森繁久彌とエノケンについては、朝ドラ「なつぞら」の中の台詞で実名が登場しているため、森繁久彌がモデルになっているとは考えにくい。

このため、新宿というテーマや元活動弁士という経歴から考えると、豊富遊声(山寺宏一)のモデルは元活動弁士・徳川夢声と考えられる。

徳川夢声は、無声映画時代に新宿の映画館「新宿武蔵野館」で活動弁士として活躍したが、トーキー(有声映画)の普及により、失業し、俳優や漫談家に転身した。

そのほかにも徳川夢声は声優も務めており、アニメ「鐵扇公主」で声優を務めたり、アニメ「悪魔の発明」でナレーションを務めたりしている。

また、徳川夢声は、新宿の本屋「紀伊國屋書店」の創業者・田辺茂一の父親と飲み友達だった。

なお、朝ドラ「なつぞら」の登場人物のモデル一覧は「なつぞら-登場人物のモデル一覧」をご覧ください。

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