NHKの朝ドラ「わろてんか」に登場する志乃(銀粉蝶)の実在のモデルを紹介します。
志乃(銀粉蝶)は、伊能栞(高橋一生)の母で、関東大震災で被災した時に記憶喪失になり、東京で芸能活動をしていたキース(大野拓朗)に連れられて大阪へとやってきた。
すると、伊能栞(高橋一生)は母・志乃(銀粉蝶)に再会して以降、様子がおかしくなってしまう。
伊能家は長男が病弱だったため、跡継ぎの本家として伊能栞(高橋一生)を求めたので、妾だった母・志乃(銀粉蝶)はお金で伊能栞(高橋一生)を伊能家へと引き渡していたのである。
こうした経緯から、伊能栞(高橋一生)は自分を売り渡した母・志乃(銀粉蝶)を恨んでいたのである。
藤岡てん(葵わかな)は、志乃(銀粉蝶)が伊能栞(高橋一生)の母親だと知り、2人の間を取り持とうとしたが、2人の間には確執があり、失敗してしまう。
そのようななか、マスコミは伊能栞(高橋一生)が関東大震災の時に支援物資を送ったのは売名行為だと書き立てられてしまう。
その記事を読んで心配した志乃(銀粉蝶)は伊能活動写真を訪れるが、押し寄せてきた記者の波に飲み込まれて転倒し、頭を打ってしまう。
これで記憶喪失になっていた志乃(銀粉蝶)は記憶を取り戻し、藤岡てん(葵わかな)は2人の間を取り持とうとするが、伊能栞(高橋一生)は二度と会う気は無いと拒絶する。
しかし、伊能栞(高橋一生)は、母・志乃(銀粉蝶)が「栞」という名前に込めた思いを知り、大きく揺れるのだった。
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伊能栞(高橋一生)のモデルは宝塚少女歌劇や東宝を作った小林一三なので、志乃(銀粉蝶)のモデルは小林一三の母フサとなります。
しかし、小林一三の実母フサは、小林一三が生まれた年に死んでいるため、朝ドラ「わろてんか」のような記憶や親子の確執と言ったエピソードはありません。
また、小林一三の名前も、1月3日に生まれたので「一三」と名付けられており、名前に秘めた思いというエピソードも聞いたことがないので、朝ドラ「わろてんか」に登場する志乃(銀粉蝶)は架空の人物と考えてよいでしょう。
なお、「わろてんか」に登場する実在のモデル一覧は「わろてんか-登場人物の実在モデル」をご覧ください。
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